キャッシング

G20共同声明の要旨

2010/06/05 19:27

【釜山共同】20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が採択した共同声明の要旨は次の通り。一、世界経済は想定より速いペースで回復を続けているが、最近の金融市場の混乱が回復を妨げる懸念がある。重大な課題に国際協調が重要。一、ギリシャ支援で欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などの断固とした行動を歓迎。一、財政再建のため、成長に配慮した信頼できる措置を各国が導入することが必要。深刻な財政課題を抱える国々は再建のペースを加速すべきだ。一、貿易や投資を阻害する措置の自制など、保護主義に対抗する努力の継続が必要。一、各国が政策を相互評価する枠組みを前進させるため、バランスのとれた成長を達成する政策の選択肢を策定。6月のG20首脳会合(金融サミット)に提出する。一、バーゼル銀行監督委員会に対し、銀行資本の量と質を改善するなどのルールを11月の金融サミットまでに提案するよう要請。一、金融機関の破綻(はたん)に備える「銀行税」の導入は、各国の状況と選択肢を考慮して原則を策定。IMFは6月の金融サミットに最終報告を提出。一、ヘッジファンドや信用格付け会社、店頭デリバティブ(金融派生商品)の規制、監督を強化する措置の実施を加速。一、新興国の投票権を3・13%引き上げる世界銀行の改革を歓迎。IMFは出資比率、投票権の改革を一刻も早く実施すべきだ。IMFへの融資計画を速やかに実行するよう各国に要請。一、危機の波及を予防するため、国際金融の安全網の改善を検討。IMFに融資制度を早急に見直すよう要請。一、次回会合は10月22~23日に韓国の慶州で開催。

【共同通信】